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  • 執筆者の写真池田卓夫 Takuo Ikeda

荒川くんと鈴木くん少観客ライヴを配信


昨年末で新日本フィルハーモニー交響楽団を退団、ソロと教育活動に加え、作曲に従来以上の情熱を注ぐフルーティストの荒川洋。早稲田大学文学部からザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学と異色の進路に驚いたのは遥か昔、今では日本を代表するギタリストの鈴木大介。2人の接点は、ともに作編曲家・指揮者・プロデューサーとして多方面に活躍、日本とチェコの若手音楽家交流プロジェクト「ヤング・プラハ」に心血を注いできた中島良史の薫陶を受け、才能を開花させた若い日にある。私が荒川くん(以後、友人格で書きます!)に知り合ったのも20年近く前、恵比寿ガーデンプレイスで中島先生が開いたガラコンサートの打ち上げ。旧知の鈴木くんから紹介された。彼らと神田の居酒屋で呑んだこともあった。


中島先生の影響もあってか、早くからプロデュースの才能を発揮してきた2人だけに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック(世界的拡大)で世の中が自粛ムード一色、さらに経済活動とウイルス禍との共存を試みる「ウィズ・コロナ」へと展開するなか、限られた観客を対象にしたデュオのライヴと中継動画の有料配信の同時進行、いわゆる「ハイブリッドコンサート」に打って出るのは、当然の展開といえるかもしれない。オーケストラはもちろん、多くのソリストが「ステイ@ホーム」の期間に知恵を絞った「新しいコンサートのあり方」を一つずつ、形にし始めたのは頼もしく楽しく、ありがたいことだ。長年の友人の気合が入った挑戦ということで、告知記事くらい、お安い御用デス。詳細は以下に:

荒川洋×鈴木大介ハイブリッドコンサート


2020年6月30日(火曜日)

第1部6:30pm 開演・第2部8:00pm 開演

場所 アーティストサロン“Dolce”


ライヴ入場料金 一般¥3,500 / 会員¥3,000 (各30人限定)


オンラインLIVE配信視聴料金 ¥3,000 (2部通し)※公演日より一週間視聴可能


プログラム

第1部

荒川洋  Le cafe du matin/5つの小品

ジュリアーニ  グランデュオ


第2部

荒川洋  ニース港

C.P.E.バッハ  ハンブルク・ソナタ

林光 「《裸の島》〜メインテーマ」(鈴木大介によるフルートとギター編)

荒川洋 フルートとギターのためのソナタ


主催・チケット取り扱い・お問い合わせ 

株式会社ドルチェ楽器 管楽器アヴェニュー東京

(〒150−0023 東京都新宿区西新宿1−13−12西新宿昭和ビル8F)

電話 03-5909-1771








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