top of page
  • 執筆者の写真池田卓夫 Takuo Ikeda

ペテルブルク楽壇の「主」に円熟の気配


(2018年11月30日、帝国ホテルで)

2019年、第30回パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)について、芸術監督のヴァレリー・ゲルギエフが記者会見した。2020年にはサンクトペテルブルクからマリンスキー劇場の若い歌手を連れてきて、「ドン・ジョヴァンニ」(モーツァルト)の舞台上演(ヨハネス・シャーフ演出)をPMFオーケストラとともに上演する。終了後、別室で「音楽の友」誌の依頼で単独インタビューも。掲載は来年の6月号か7月号の予定。もともと相性のいい取材相手でインタビューに苦労した記憶はないが、今回、マエストロが超多忙な日々を通じて培ったクラシック音楽の将来像を詳しく聞き、音楽はもちろん、人間的にも真の円熟期に入ったとの思いを強くした。健康面も過去何年かでベストの状態にありそうだ。

閲覧数:228回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page